絵に近道なし
明日は磐田市の今之浦にあるバーンビレッジ様のバンビレのまつりにて
イベントにイラストを出展することになってまして、昨日までその作業に追われてました。
春夏秋冬の枯れ木を用意し当日イベントにご来場いただいたお客様に葉っぱを描いてもらって一緒に作品を完成させる
「参加型イラスト」がコンセプトになっています。
今回のタイトルは絵に近道なし。ですが
この絵の作業を開始する当初僕は枯れ木を描くということを
めちゃめちゃ舐めてました。特に資料を集めるでもなく
直接見に行くでもなくいきなりペンキに筆をつけ描き始めてしまったのです。
まぁ始める用意ができたのが今週頭で
締め切りまで5日。という特殊な条件っていうのもありましたが。
「枯れ木くらい何となくで行けるっしょ」
というおごりを抱いたまま書き始めた僕でしたが案の定失敗。
「なんか違うなぁ、、、。」
性格はそこそこの完璧主義なので
なんか違う作品を世に出すというわけにもいかずベニヤいっぱいに広がった
なんか違うイラストに×をつけ新しく書き直すことにしました。
2枚目に描いたものはしっかり画像資料を集め、
実際にも見に行き、魂を込めて描くことができました。
絵を描き始める前
なにも調べずに描き、何となく完成させるのにかかる時間が10
ある程度調べ物をして対策して完璧に仕上げるのが15
一度失敗を挟み2回目で成功させるのに20だとしたら
ぼくはありもしない10の時間で完璧に仕上げるのを求めてしまっていたんです。
別にデジタルで描いて何度も直せることが分かっていれば
突っ走るのも悪くはないでしょう。
しかし今回はベニヤにぺんきという直しのきかない状態
次回からはどんなにモチーフが簡単だとしても
最初から情報を固め描く準備をしてから描き始めようと心に決めました。
絵でいろいろ人生の学びを得られた一件でした。
完成作品↓